絶壁を登りロライマ山頂上へ!(トレッキング3日目)(ギアナ高地旅6日目)

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昨日約7時間かけいよいよ断崖絶壁の間近のキャンプまでやってきた、5泊6日のロライマ山トレッキングツアー、3日目の今日は、ついに午前中かけて絶壁を登り、ロライマ山山頂へと到達する。

Day3の夜明け

Morning of Day 3


朝5時半ごろ起床。いよいよロライマ山登頂の一日が始まる。今日のこの日のために9ヶ月間いろいろやってきた訳だ。ちなみに朝日は目の前にそびえるロライマの向こう側から登ってくるので、方角的には見ることはできない。さっそく荷物の準備、歯磨き、近く小川からの水汲み、日焼け止めと虫よけクリームを塗りたくり、ストレッチなど行う。結構やることはある。キャンプは大勢のトレッキング客の朝食・準備が始まり、朝からにぎやかだ。

朝食は揚げパンのようなものとコーヒー。朝からバーナーで火をおこし、小麦粉・卵などなど練り込んだ固まりを油で揚げたものに、中にサラダっぽいものが入っている。ほんとこの状況でよくいろいろな食事を出してもらえるものだとつくづく感謝。

Kitchen at the camp - 1 Today's breakfast

今日の装備はいろいろ大変だ。まず、50mほど滝状に怒濤の様に水が落ちてくる所を進むとのことで、バックパックの荷物はすべてMystic toursで配布された巨大なビニール袋に収納し、それからバックパックへ。防水カメラ以外のIT系機材も例外ではない。

次に水も小川でフルにくみ、バックパック両サイドと腰に500mlずつで1.5リットルをフル装備。滝に備えてレインコートの袋をバッグ外側に配置。バックパック自体はなるべく重心がしたになるように工夫して詰め込む。

また街から持ってきた飴玉に加えて、日本から持ってきた「食べる酸素」を用意してみた。味の素のamino VITAL Proを朝食と一緒に飲む。(amino VITALはツアー中ほぼ朝・夕で1日2回飲んでいた)

My outfit today

またポーターのSalimに頼んで木で杖を作ってもらった。頼むとおもむろに草原に入っていき、木をひとつ伐採。枝を取り皮を剥いてグリップを作ってくれた。この杖、今の今まで地面に生えていた木なのでまだ乾燥しておらず、実はこの後使っているうちに段々と短くなっていってしまったのだが、この後その存在のありがたさを大いに感じさせてくれる一品となる。


8:00 いよいよ出発

We can see some more clouds this morning. - 1 Our team!

各自それぞれに、考えられる限りの準備をして、、、と、いざここでまた記念撮影。(日本人と同じくらいベネズエラ人はよく写真撮るな・・・) 8:00AM、いよいよ頂上に向けて出発!

昨日は水浴び兼選択をしてなかなかの午後を楽しんだキャンプ近くの小川を渡るが、昨日手ぶらで水浴びをした川が、今日は装備を背負うとこれまたかなり違った様相を呈する。小川なのに渡るのでひと作業だ。

With backpack, even a small river becomes an obstacle
(やさしいTulio、女子を助ける)


さあそこからは怒涛の登りがはじまる。

climb! - 2
(Katy, Nataryはすでに足が腫れているなどのことでポーターのCalminに荷物を持ってもらうことになった。)

朝食、睡眠、サプリをしっかりとっているおかげか、意外にも足取りは軽い。というか、こんな15kgにはなりそうな装備を背負って本格的に山を上るのなんて始めてだし、それなのに意外にもドンドコ進める自分は、、、結構体力ついてるのか!? 東京で一週間マンションの階段を90階分登ったトレーニングは少なくとも無駄ではなかったようだ。

climb! - 5

面白い形をしたコケや、綺麗な花が、心なしかいつもより色が映えて見える。

moss P1000355

スタートから1,2時間は、まずは「崖の本当に真下」までたどり着くために、木々が覆い茂った道を進む。

P1000357
(Cheminも弟Richardの荷物を一部もってあげている。弟思いのいいやつだ)


9:30 いったん休憩。背後にもう絶壁が・・・。

P1000368
(Jorgeは多分4リットルのペットボトルを持ってきていた。どんだけ重いもん持ってるんだよ・・・w)




10:00 絶壁の真下!小川で水補給。

10時ごろ、小さな滝というか小川というかそのような場所に到着。水補給。このあたりで、いよいよ断崖絶壁の真下にくる。Jorgeが水を飲んでいる動画が下にあるが・・・アングルを上に向けるとそこに崖が!・・・これを登るのか。

break at a small waterfall - 2



Cliff just above us (break point 1) - 3
崖が・・・。

Calmin
Calminも休憩。女性なのに多分30kg以上担いでるんじゃ・・・

Salim
(Salim。座らないのかい?)

P1000389


11:00。見晴らしのいい場所で休憩。皆それぞれにとにかくいろいろな飴だのチョコだのを食べまくって栄養補給を行う。



At the break point 2

ここまで来ると、もう本当に岩肌に生える植物などがよく見えるようになってきた。

nature on the cliff - 1

nature on the cliff - 6


正午 登頂へのfinal stageへ突入!

12:00。そしてついに!「あのルートをあがれば頂上だ!」ということがわかる地点に到達。目の前に広がる緑半分、ゴロゴロの岩半分の勾配。すごい角度であるが、道が見えると不思議と安心する。もう行くっきゃない。

Okay, finall stage till the summit!

ちなみに、相当な運動量のため汗も尋常じゃなくかいてはいるものの、動き始め→途中きつくなり→次に持久モードにはいるという体のリズムは自転車の時と同じであるので、そういう意味では自分現在の状態をよく把握できている。これは過去1年間ぐらいまがりなりにも続けてきた自転車のおかげだ。そしてNorth Faceのウェアもその機能により急速に汗を外に逃がすので、ウェア自体はほとんど乾いている。 汗による不快感は驚くほどない。ウェア買ってきてよかった。


いよいよ最後の登りが始まった。岩が文字通り「ゴロゴロ」と転がる斜面であり、両足、軍手の両手と杖を駆使してともかく少しずつ上がって行く。ポーターのPilotoも僕の横で滑ってずっこけそうになる。俺は滑ってないぞ?がんばれPiloto。

歩幅は大きくなくていい。とにかく一歩一歩確実に。中学の遠足で登った白根山と佐々木先生(ガマというあだ名だった)を思い出す。

速度は決して早くないが、すでに装備の重さはとっくに忘れていて体と一体となっている。むしろ山が装備分を持ち上げて軽くしてくれているのではとも感じさせてくれる。


辛くて「なんでこんなことしてるんだ?」などとネガティブに感じる感情は一切ない。この山にやはり僕は「呼ばれて」いるのだろう。そんなことを思いながら進む。

最後の数十メートルはさすがにスタミナがきつくなってきた。水、食べる酸素などを補給してみたものの、高度のせいからか?一瞬頭がくらっときた。これは危ない・・・。これで足を踏み外したりすると怪我や滑落の元になる・・・。ちょっと一息つきつつ、自分のペースで登る・・・。

あと少し・・・・。

(なんと、怒濤の次回へつづく!)

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